楽曲解説 “Fly Cat”

“Fly Cat” は、音楽の専門学校に通っていた頃に作った楽曲。

GミクソリディアンスケールとFリディアンスケールが、地面を蹴って飛び跳ねる!

コードはGとFのみで、セッションにも使えそうだ。

タイトルは、当時 Frank Zappa の息子の Dweezil Zappa が、雑誌のインタビューかなんかで「焼きネズミ」なんて言っている記事があり、それを真似してつけた。

ちなみに Frank Zappa “Hot Rat” というアルバムを出している。

ホットドック → ホットラッツ
ポテトフライ → フライキャット

みたいな感じか!?

ポテトフライは「フレンチフライ」か。

焼きネズミだと「ベイクドラット」だな。

猫好きな人のために「フライドキャット」ではなく “Fly Cat” にタイトルを変えておいた。

つまり、タイトルに深い意味は無い(笑)

ギターがシャープ系の楽器なのはおそらく開放弦の影響だが “Fly Cat” にもゴーストノートのように開放弦の音が鳴る箇所があるので、探して聴いてみて欲しい。

それと、fractal(e) のドラマーはスネアのゴーストノートの入れ方が上手で凄く演奏しやすい。

特に楽曲の1:52からのドラムの三連符とギターの絡みが気持ち良いな。

リズムがしっかり取れていると、複数のメンバーが三連符で適当に音を鳴らしてもどうにでもなり、その「ちぐはぐ」が面白い。

どの楽曲にもいえる事だが、メンバーの個性があるから面白い。

一人では決してできない事で、多くのメンバーに支えてもらっている。

やっぱり音楽は人とやるのが楽しいな。

楽曲解説 1st Album “fractal(e)”

1. Parallel World

2. Innocent

3. The Spring Sky

4. Fly Cat